知られざるレバノンのクリスマス第一弾~こんなツリー見つけちゃった!
レバノンのクリスマスって、どんな感じでしょう。日本にいると考えもしないかも。そもそもレバノンで、クリスマスを祝うの?
クリスマスの雰囲気を通して、また少しレバノンを身近に感じてほしい。そんな想いで今月は、知られざるレバノンのクリスマスをお届けします。週に1本、全部で4本。クリスマスのその日までにみなさんはレバノンクリスマスマスターです。
さて初回からちょっとした変化球ですが、レバノン各地で見つけたおもしろツリーをご紹介します。
はじめは北部からジュベイル(ビブロス)。アルファベットの元になったフェニキア文字の発祥の地としても有名。そんな観光地が生み出したツリーはこちら。フェニキア人がオーナメントに。
化石の発掘でも知られるジュベイル。本物の化石にも容赦ない。
続いて同じく北部のシェッカ。全てペットボトルのようですが、数が多すぎてただの綺麗なツリーに。
バッカス神殿を誇るバールベックも負けていません。
タイヤのメリー・クリスマスが軍の検問所の前に登場。
さて、首都のベイルートはどうでしょう。
Beirut Beerの空き瓶ツリー。数少ない国産ブランドのビールの一つ、ベイルートの繁華街で存在感を発揮しています。
そして2019年のクリスマスには、10月に始まった反政府デモのメイン会場に革命ツリーも登場しました。
最後は南部のサイダから。
一見ちょっと豪華なツリーですが、後ろにはモスクのミナレットが。住民の9割はムスリムというサイダですが、クリスマスムードになるんだとか。多種多様な人々がなんだかんだ共存しているレバノンの姿すら、クリスマスにはうかがえます。
レバノンのおもしろツリーのツアー、いかがでしたでしょうか。今年はちょっとひねりを加えて、レバノン風ツリーで旅行気分!なんていうのも良いかもしれません…。
(Beit Lebanon: 大竹くるみ)
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